ハム男の独身日記

札幌在住のハム男によるファイターズとだらだら日記、いろいろなモノのレビュー等を語るブログ

今はこれが精いっぱい、吉川何とか無失点

今日はオリックスに4-0で完封勝ち、はっきり言って打線絶不調のオリさん相手だったので投手陣の評価はいまいちわかり辛い、吉川の7回の交代は絶妙だったと思う、それくらいあの回は制球が悪かった、小谷野が打ち気にはやってくれたおかげで1アウトは取ったが中島に対する4球は駄目な投球の見本ともいえるありさま、あのまま行ってたら最低でも2点は取られたのは間違いない、大野の配球もそれまでは上手くボールを出し入れして相手に狙いを絞らせないリードだったのに7回は急に外よりばっかの弱気配球、それだけ球が走ってなかったのか、ちょっと次回に不安を残してマウンドを後にした。
 中継ぎ陣は高梨は問題なし、宮西は制球、球威共にらしくなかったが復帰2試合目ならまだこんなものだろう、そもそも1軍に上げるのが想定よりも早すぎたのだ、今後もしばらくこんな状態が続くかもしれないが暖かくなるまでは無理をせずに調子を整えていってほしい、マーティンはよくわからん、3振は取れる能力があるがどうにも速球が真中に集まりやすく、打ち取れるのは緩いムービングボールになったときのみ、これではロッテや西武戦ではちょっと使えそうもない、あとあのシーンでのボークはいただけない、早く日本のマウンドになれてほしい。
 打線は西川がやっと出塁と得点を意識してくれたようで(ディクソンの制球も悪かったが)3出塁と地味に活躍、これこそ1番打者の仕事で打点や打率よりも出塁率や得点を優先すれば盗塁王は彼の物ですよ、これを続けることができれば自ずと3割打者になれるでしょう。
 あと近藤は今日のスイングを見る限り復調は近いな、まだちょっと迷いが見えるけど相手の失投を待たなくてもバットコントロールで打っていけるのが彼の強み、今後は徐々に調子を上げてくれると思う、首位打者を取りたいなら打つこともそうだが調子の悪い時は4球をもらって打率を下げないことも大事ですよ。
 心配なのは中田、今日は相手バッテリーに翻弄されて2三振といまいち波に乗れない、いい時の中田は失投を待ちながらしっかり臭い球をカットしていけるのだが今年はそれが前に飛ぶ、もしくは気の無いスイングで空振り三振が目立つ、どうも相手の配球を深読みしすぎているような感じを受ける、それが振り遅れにつながってるような気がするのでまずはコンパクトスイングで単打でもいいからミートさせることを意識していけばそのうち復調していってくれるでしょう。
 あと作戦全般に粗さというか焦りが目立つ、今日のエンドラン失敗やダブルスチールなどがそれで首脳陣もちょっとピリッとしない感じ、調子の悪い今こそ落ち着いて、かつ大胆不敵な采配が求められるだろう、監督やコーチの手腕に期待したい。


ともあれ6連戦の初戦を苦手ディクソンからとれたのは大きい、このまま波に乗って3連勝、そして借金返済後の綺麗な体でロッテに挑みたい。

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