ハム男の独身日記

札幌在住のハム男によるファイターズとだらだら日記、いろいろなモノのレビュー等を語るブログ

頑張れ西川遥輝!

PCがクラッシュし、好景気で仕事が忙しく、そのくせ夏に遊びまわっているうちにレギュラーシーズンが終わってしまった、我らのファイターズは2位でシーズンフィニッシュ、もちろん1位なら言うことなしだが個人的には十分すぎるほど満足しました、ベテランが大量にチームを去り、若さがどう出るか不安視されたハムですが、結果的にその若さと飯山、賢介などの数少ないベテランとレアード、メンディの助っ人の力がうまくかみ合った一年だったと思います、来季も大いに期待が持てますね。  では個人的に選んだチームMVPを発表します。  まずは投手、先発は文句なしに大谷翔平です、一人で10の貯金をチームにもたらし、投手3冠を達成するなど充実した1年だったのではないでしょうか、来季も二刀流はどうするのか、メジャー挑戦はいつ?など目が離せない存在になりそうですね。  リリーフは増井ですね、セーブ王こそ逃したけど昨年とは明らかに変わったその精神力は増井劇場などの汚名を返上するに十分な活躍でした、来季もストッパースタートだと思いますが、期待しています。  野手は中島卓也です、昨年あたりから開花し始めたその粘りのバッティングと徹底した逆方向打ち、時折見せるセーフティバントなど、自慢の俊足と合わせてすっかりファイターズになくてはならない存在となりました、守備でも長年の懸念である遊撃手を一年に渡って見事に守り切ってくれました、自身初のオールスターにも出場し、3塁側にファールするだけで観客がわき、おかわり君にネタにされ、相手投手をうんざりさせるなど、彼の功績は非常に大きいと思います、今季はベスト9も狙えるのではないでしょうか、来季は時折見せるエラーをもう少し減らしてほしいですね。  そして栗山監督、本当にお疲れさまでした、中継ぎ酷使などの批判もありますが、若いチームをよくまとめてくれたと思います、途中もレアードの不調、近藤の送球難、大谷の登板間隔、中田の不振、西川のムラッ気、陽の怪我、そして今も頭を悩ませているであろう大野のFA宣言時への対策など、多くの課題にぶち当たり、それらを持ち前の我慢強さで何とか乗り切った、はたで見ているより胃が痛い一年だったと思います、今シーズンもあと少し、頑張ってください、私も応援しています。  
ところで、私が今年好きになった選手ですが、それは西川遥輝です。  今期の彼は125試合出場で、打率2割7分6厘、5本塁打、30盗塁と悪くない数値ですが、期待以上とは言えず、豪快なボーンヘッドを時折やらかす、そのくせ4安打したりグランドスラムをソフトバンク戦でかっとばしたと思えば長いスランプに陥ったりと非常に落ち着かないシーズンでした、若いころの私ならこの間の走塁ミスやファンブルなんて見たらテレビにパンチをかまし、ディスりまくってたでしょう、しかし年を取ったせいか、そのムラッ気が可愛げに見え、現状の結果よりもまだ完成を見ないその素質に魅せられてしまったのです。 よく彼と比較される中島が一足先に自分のスタイルを確立し、安定した起用をされたのに比べ西川は悩みに悩んだ1年だったと思います、外野手か内野手か、長距離か短打か、打率か出塁率か、多彩なセンスを持つが故の悩み、これは想像ですが、彼がもし中島の打撃スタイルを目指したなら案外できてしまうんじゃないかと思います、彼が本気で四球を狙えば出塁率4割は行けるでしょう、でもそれでは面白くないのではないか、やはり彼は打ちたい、スーパーキャッチがしたい、2塁で止まらず3塁に行きたい、送りバントはしたくない、そんなちょっと我儘な、でも野球選手なら誰もが持つ本音をまだまだ抑えきれないのではないか、でもそれではダメだとわかってはいる、何を目指せばよいのか、試合中でもつい考えてしまい、結果失策をかます、三振する、初球をポップする...。  彼は幸いまだ23歳、大卒なら社会に出たばかりの年齢だ、周りには頼れる先輩が、他チームにも素晴らしい手本がいる、糸井や柳田、秋山だってすぐにスターになれたわけじゃない、結果が出なくて苦しんで、悩みに悩んで今の彼らがあるのだ、まずは一人で悩まずにいろんな人にアドバイスを乞い、自分のスタイルを見出してほしい、君の素質は多くのファンやOB,監督が認めている、スターへの道は厳しいが、決して到達不可能ではないはずだ、頑張れ西川遥輝!

×

非ログインユーザーとして返信する