ハム男の独身日記

札幌在住のハム男によるファイターズとだらだら日記、いろいろなモノのレビュー等を語るブログ

魅せてくれたド派手な夢の放物線、歓喜の瞬間に感情が爆ぜた!

ファイターズ最高!!!
このフレーズを2度いえるなんて、ホントにファイターズを信じ、応援してきてよかった、思えば冷めていた野球熱を再び燃え上がらせた地元の北海道移転~2006年の日本一から早10年、何度も札ドに応援に行き、時には喜び、怒り、汚いヤジを飛ばしている連中と喧嘩し、再びの日本一を手にする日を夢見てきたが、ホントに最高だ!今夜は眠れないなこりゃ。
 それにしても最後まで苦しかった、余裕が出てきたのは最終戦のグランドスラムの後、僅か1イニングのみの短い間だけだった、1戦、2戦目は惨敗し3~5戦は接戦に次ぐ接戦、5戦目だって最後が満塁HRだから点差が出ただけで実質2-1みたいなものだった、個人的に思う勝利の要因、というより広島との違いは皮肉にもシーズン終盤からハムの中継ぎが盤石ではなかった、特にマーティン離脱後はセットアッパーもクローザーも固定できず、勝利の方程式が曖昧なままだった、対する広島は一岡、今村、ジャクソン、中崎の強力な投手陣が最後まで確立していた、結果的にはそれがファイターズの縦横無尽な継投につながり、広島は8回、9回の固定につながったのだから何が幸いするのかわからない、結局は継投パターンにこだわらなかったファイターズの、先発投手の勝ちが付かない珍記録での4連勝に終わった、だって、最後の試合で宮西を使わずに終わる、なんて普通先発完投パターンでもない限り思いつきませんて。
 このシリーズの栗山監督の采配は見事だったが、やはりホークスで日本一を経験した吉井コーチの存在、経験豊かな白井コーチの存在は栗山監督にとって、どんなに頼れる存在だったかはかり知れません、こりゃ二人の後継者が育つまでは土下座してでも他のチームに行かせてはなりません、特に吉井コーチはもはやリーグの投手力バランスを1年で狂わせる男です、なんとしてでもファイターズで野球人生を終えていただきたいものです。
 さて、今日のポイントは6回の裏、広島最後の得点となった下水流のゴロヒットを中島が好捕で抜かせなかった場面でしょう、あそこを同点で終わらせることができなかったらそのまま敗れていた可能性が非常に強かったと思います、後は低めに甘い球審の試合で2ストライク後の低めを見逃さずにいたこと、途中で鳴り物応援が時間切れで止まったこと、コレ地味に大きかったと思います、そしてなんといっても8回の攻撃、2アウト後の完全に覚醒した西川の打球は詰まりながらの3本目のヒット、その後のジャクソン投手は1塁西川を気にするあまり完全にペースが乱れ、3連打の後中田の押し出し四球で勝ち越し、この時ネクストで大谷が相手投手にプレッシャーをかけ続けていましたが、私は四球よりも大谷が下がった後でバースが打席に立ったことで相手がバッテリー、ベンチ共々気を抜いてしまったことが大きなポイントだったと思います、バースが打ったのはかなり甘い高めの棒球で見事にセンター前に打ち返しました、実質これで勝負ありだったと思いますが完全に心が折れてしまったジャクソンからこれまた甘いスライダーをレアードが勝利を決定づけたグランドスラムでノックアウト!最後はここ数年の縁の下の力持ち、谷元で締めてゲームセット、ファイターズが見事に爆ぜました!
 私がホッとしたのは9回に大谷を無意味に登板させなかったこと、万が一ということもあるし、あの場で大谷を使うことはパフォーマンス以外の何物でもないからです、同時にオーナー等からの意味不明な選手起用要求が無いと確信し、ベンチも最後まで浮ついた気持ちが見られなかったことで来年もファイターズと首脳陣を信じて応援できるなと、そう感じました。


最後にセレモニーでの広島ファンの皆様や選手の皆様の、温かい拍手は我々ファイターズファンも選手たちも一生忘れないと思います、今後自分たちが逆の立場になっても是非見習っていきたいと思います、素晴らしい戦いをありがとうございました、お互い来年はマークが今年以上に厳しくなってさらに苦しい戦いになると思います、しかし再び日本一を賭けてのシリーズが出来ますよう祈っております、どうもありがとうございました。

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