今日の試合は我らがハムが延長戦の末に見事10回サヨナラ勝ちを収めました、抑えの増井が大活躍の今年はあまり見られないけどやはりサヨナラ勝ちは何回見ても気分がええわ～
　久々の二けた勝利がかかっている先発の吉川は初回から満塁のするなどピリッとしない内容、そして一番の懸念である1発病が今日も2発さく裂、球がキレてない時の吉川の球はとにかく良く飛ぶ、ブランコ、糸井という決して調子の良くない2人だが、吉川の悪さはそれを上回っていた。
　試合は2点を返し9回の時点で中継ぎ陣の奮闘もあり何とか2点差、そして9回の裏、オリックスの抑えは去年全く歯が立たなかったサトタツ、対する我らがハムは「球場の雰囲気を一変させる男」大谷奨平！
　大谷は打ち気を我慢して粘りに粘った末、4球を選ぶ、この時点で皆が思った、（今日のサトタツは制球に難あり！審判とも仲が悪い！いけるかも・・・）そしてぬるりと登場したのは「絶滅危惧種の打てる捕手？」市川だった、大野なら100％矢野に代わってるところだがここは栗山監督、好調の市川をそのまま行かせた（替わりに杉谷の出番が風前の灯になっていたが・・・）何とかつないでくれ！と祈る我々の目に飛び込んだのは起死回生の同点アーチ、よりにもよってビジター席のオリックスファンのもとに飛び込んだ！
　その後は抑えられたが延長10回、表は宮西キャプテンがしっかり抑え、裏の攻撃、賢介が執念のゴロヒットで出塁すると続く中田が併殺だけはかんべんな！という空気の中で思いっきり併殺コースにゴロ！頭を抱える全ハムファン！顔が引きつる栗山監督！しかし今日も出てきたハムの勝利の悪魔に魅入られたショート安達がエラー！賢介走る！これで無死1.3塁になった、正直この時点で勝負は決まった、続くこんすけは敬遠、レアードが無理のない犠牲フライをしっかり決め、見事サヨナラ勝ちを収めた。
　今日のポイントは市川のＨＲと不安定だった吉川の後をしっかり抑えたリリーフ陣、そして最後に出た相手のエラー、特に谷元は素晴らしかった、相変わらずの便利屋起用にもかかわらず黙々と仕事をこなしたその小さな背中は誰よりも大きく、分厚く見えた。
　と、いうわけで吉川の２桁勝利はお預けになったが、負けが付いたわけじゃ無いと前向きに考えてもらうしかない、明日はいくつになってもハムファンの心配の種、斎藤が先発だ、とりあえずはＱＳよりも最初から全力投球でとにかく１勝を付けてほしい、すべてはそこからだ、頑張れ斎藤！